犬が本気で咬んでしまう原因とグルーミングトレーニング②
今回の内容
1、トレーニング前のリラックスタイム♬
2、プードルのブラッシングトレーニング
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1、トレーニング前のリラックスタイム♬
リラックスタイムを作ることは、グルーミングトレーニングをする子だけではなく、全ての子に必要な時間です!
いきなり好きじゃないことを始めずに、心を落ち着けるためのスキンシップをしながら、
信頼関係を築いていきます。
そうすることによって、犬の緊張が解けていき、気持ちの余裕が生まれて、
これから始まるグルーミングに対して受け入れやすい心の状態にしてあげます♬
アイスブレイクと同じような効果ですね^ ^
今回ご紹介するプードルちゃんは、
いつも始まる前にお散歩に行って、おやつをあげます!
この子は食べること大好きなので、トレーニングするのに本当に助かってます(笑)
笑顔でかわいい〜❤︎
目線はおやつにロックオンですが(笑)
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2、プードルのブラッシングトレーニング
リラックスタイムで心を通わせたら、
いよいよトレーニングスタート!
まずはこのプードルちゃんの簡単な紹介をさせてください^ ^
この子はとても大きなトラウマを抱えていて、
嫌なことには考える余裕もなく反射的にお口が出てしまうほどの心の傷を負っています。
私は、咬んでしまうのは決して犬が悪いわけではなく、何かしらのそうなってしまった原因を作り出してしまったコトを解決してあげるべきだと考えています。
この子の原因ははっきりとはわからないですが、
子犬の時に通っていた一番最初のトリミングサロンにも何らかの理由があったようです。
とにかく、手に対して極度に反応するので、
手からオヤツをあげるゲームを沢山します。
だからグルーミングの時はおやつをたくさん食べれます(笑)
頑張ってくれているから、これくらいね(^_−)−☆
さあ!いよいよトレーニングスタートです!
まず、トリミング台に乗っておやつを食べる練習。
これも、台が嫌なところじゃないことを伝えているのと、少しでもリラックスしてもらうための大切な時間です!
やっぱり台の上は緊張〜(ノ_<)
散歩の時の動画と比べると、表情が少し硬くなっているの、わかるでしょうか!?
だけどおやつは食べてくれます(笑)
これは、おやつを食べれる余裕があるということなんですよ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
次は、体をタッチする練習です。
"タッチしてオヤツ"を繰り返します。
『タッチする練習??』
と思われる方もいるかもしれませんが、
手に対してトラウマを持ってしまっているので、普段からタッチすることも恐怖なんです。
タッチされるとおやつ貰える♬
→タッチって悪くないかも!?
に、変換してあげるトレーニングです^ ^
そして、手と同様に大嫌いなブラシが登場(><)
ブラシの上におやつを置いて、食べる
という練習をしました。
ブラシの嫌な印象を変えるためです!
最初はなかなか食べてくれなかったのですが、
ためらいながらも食べてくれるようになりました♬
こんなところからトレーニングが始まるのか!
と驚かれた方もいるかもしれないのですが、
このような練習が必要な場合もあるのです。
それぞれの状態に合わせたグルーミングトレーニング。
爪切りだけ嫌がる子など、部分的なトレーニングも可能です!
長くなってきたので、
次回、ブラシを実際に当てる練習の様子をお届けします(^o^)
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